六雁のおせち


伝統を引き継ぎつつ伝統に縛られず革新的。
それが六雁が創りだすおせち料理です。
三越伊勢丹にて限定販売の六雁のこれまでのおせちを紹介します。

2025年のおせち

輪島塗風神雷神重おせち

漆芸の技を駆使し、国宝指定漆器の写しも数多く手がける、輪島塗・若島孝雄氏の一点物「風神雷神図写手箱」におせち料理を盛りました。本阿弥光悦の硯箱のシルエットに倣った木地に、俵屋宗達の風神雷神図屏風の風神・雷神が配されています。風神は風を、雷神は雷を司る神で、自然災害から人々を守り、「恵みの風と雨」をもたらし、子孫繁栄を招くとされています。


五角切子重おせち

重箱の形といえば四角か円が一般的ですが、〈六雁〉の発想と木地師の技術で切子のようなシルエットに。正五角形の内部に対角線を引くと「星」が現れます。また、一辺の長さと対角線の長さの比は「黄金比」と呼ばれ、自然界・科学・芸術などのさまざまな美しい形に潜み、人々を魅了しています。希望の星と神秘的な美を内包する正五角形の切子重におせち料理を盛りました。