京料理を昇華した 新・江戸前“東京スタイル”

日本料理と言えば、京料理だけ?

歴史を振り返ると、かつて、江戸は享保(きょうほう)(1716~36)くらいまでは、上方の真似ばかりしていたといいます。しかし、それ以降は全く違ってきました。江戸は上方文化を消化(昇華)し、独自の文化を創り上げました。
「江戸前」という言葉があります。「江戸」の語源は、「入り江の戸口」、内海(うちうみ)、湾を抱え込んだようなところにある土地という意味で、ウォーターフロント。「江戸前」とは江戸の前、江戸湾・江戸近海で獲れた魚で作った料理や江戸の地のものという意味。
そして、もう一つの意味は、江戸前の「前」は、「男前」とか「腕前」の「前」に通じます。つまり「江戸スタイル」ということ。
日本中のあらゆる情報、モノ、才能が集まり、しのぎを削る東京。私たち六雁は、その東京のど真ん中銀座5丁目に店を構え、日本中の最高の食材が集まる築地を足元に、先達京料理の伝統・技法・哲学を吸収消化し、従来の味の濃い江戸料理ではなく、これからの日本料理 新・江戸前“東京スタイル”を発信します。

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